• "デジタルサイネージ"(/)
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  1. 港区議会 2014-12-15
    平成26年12月15日総務常任委員会−12月15日


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    平成26年12月15日総務常任委員会−12月15日平成26年12月15日総務常任委員会  総務常任委員会記録(平成26年第27号) 日  時  平成26年12月15日(月) 午後2時00分開会 場  所  第4委員会室出席委員(8名)  委員長   七 戸  淳  副委員長  土 屋  準  委  員  うどう  巧        ゆうき くみこ        沖 島 えみ子       樋 渡 紀和子        林 田 和 雄       鈴 木 たけし 〇欠席委員        な し 〇出席説明員  副区長                                         田 中 秀 司
     芝地区総合支所総合支所長芝地区総合支所管理課長兼務                 堀   二三雄  企画経営部長                                      杉 本  隆  企画課長                                        大 澤 鉄 也   区役所改革担当課長      村 山 正 一  用地活用担当課長                                    小 林 秀 典   芝浦港南地区施設整備担当課長 有 賀 謙 二  区長室長                                        新 宮 弘 章   財政課長           湯 川 康 生  用地活用・区有施設整備担当部長                             浦 田 幹 男  芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱) 齋 藤 哲 雄  防災危機管理室長                                    内 田  勝  防災課長                                        亀 田 賢 治   危機管理生活安全担当課長  増 田 光 春  総務部長                                        渡 邊 正 信  総務課長                                        森   信 二   人権・男女平等参画担当課長  菊 池 朗 子  区政情報課長                                      河 本 良 江   人事課長           星 川 邦 昭  人材育成推進担当課長・副参事(専任講師)兼務                      柴 崎 早 苗   契約管財課長         野 上  宏  会計管理者会計室長事務取扱)                             所   治 彦  選挙管理委員会事務局長                                 日 詰 由 三  監査事務局長                                      塚 田 浩 一  副参事(監査担当)                                   臼 井 富二夫 〇会議に付した事件  1 審議事項   (1) 議 案 第 99号 平成26年度港区一般会計補正予算(第5号)   (2) 議 案 第 100号 工事請負契約の承認について(港区営住宅シティハイツ六本木等整備工事)   (3) 議 案 第 101号 工事請負契約の承認について(港区営住宅シティハイツ六本木等整備に伴う電気設備工事)   (4) 議 案 第 102号 物品の購入について(地域災害情報システム用ハードウェア及びソフトウェア)   (5) 議 案 第 103号 物品の購入について(学校情報化に係るシステム用ハードウェア及びソフトウェア)                               (以上26.11.28付託)   (6) 請 願25第1号 ダンス規制(風営法)に関する請願                                  (25.2.22付託)   (7) 請 願26第1号 港区個人情報保護条例第十一条2項における「要注意情報」に関する請願   (8) 請 願26第2号 「中低層マンション防災会設立」への区の補助制度制定に関する請願   (9) 請 願26第4号 「集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更」に反対する請願                                (以上26.6.19付託)   (10)請 願26第12号 集団的自衛権行使容認閣議決定撤回等を求める請願   (11)請 願26第13号 集団的自衛権行使容認を内容とする閣議決定の撤回を求める意見書提出を求める請願   (12)請 願26第14号 「集団的自衛権行使容認」の閣議決定撤回を求める請願   (13)請 願26第15号 朝日新聞の慰安婦報道における虚偽の報道について、国会での事実究明を求める意見書の提出を求める請願                                (以上26.9.12付託)   (14)請 願26第21号 地元建設業関連事業者および従事者の緊急対策を求める請願   (15)請 願26第22号 公契約条例の制定を求める請願   (16)請 願26第23号 小笠原諸島周辺海域における中国漁船の違法操業に対し、厳しい取り締まりを求める意見書の提出を求める請願                               (以上26.11.28付託)   (17)発 案23第4号 地方行政制度と財政問題の調査について                                  (23.5.27付託)                 午後 2時00分 開会 ○委員長(七戸淳君) ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、林田委員鈴木たけし委員にお願いいたします。  前回の委員会から時間が経過しましたので、当常任委員会のきょうとあすの運営及び一括して議題等について、改めて確認させていただきます。  まず、きょうとあすの運営についてですが、本日は、このあと議案第99号から順次審査を行い、あすは、請願の審査を行いたいと思っております。  なお、新規請願3件については、いずれの請願者も趣旨説明を希望されております。  次に、一括して議題とする議案等についてです。  議案第100号及び議案第101号は、いずれも港区営住宅シティハイツ六本木等整備に関する内容ですので、2案を一括して議題といたしたいと思います。  なお、一括議題としたものにつきましては、一括して説明を受け質疑を行い、採決は議案ごとに行うことにしたいと思っております。  このような進め方でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) それでは、そのように進めさせていただきます。     ──────────────────────────────────── ○委員長(七戸淳君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「議案第99号 平成26年度港区一般会計補正予算(第5号)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明をお願いします。 ○財政課長湯川康生君) それでは、ただいま上程されました「議案第99号 平成26年度港区一般会計補正予算(第5号)」について、ご説明いたします。  まず、平成26年度港区一般会計補正予算(第5号)の2ページをごらんください。初めに、歳入歳出予算の補正です。歳入歳出予算の補正額は3,703万1,000円の減額で、補正後の歳入歳出予算の総額は1,458億4,555万4,000円となります。  次に、債務負担行為の補正です。既定の債務負担行為の追加でございます。内容は後ほどご説明いたします。  3ページをごらんください。第1表歳入歳出予算補正です。歳入予算の補正額の内訳は、国庫支出金が1,581万8,000円の増額、都支出金が790万9,000円の増額、繰越金が6,075万8,000円の減額となり、歳入補正額の合計は3,703万1,000円の減額です。  次に、4ページをごらんください。歳出予算の補正額の内訳です。総務費につきまして、総務管理費を2,600万円減額いたします。民生費につきまして、社会福祉費を3,163万6,000円増額いたします。衛生費につきまして、保健衛生費を2,651万1,000円増額いたします。土木費につきまして、公園費を6,917万8,000円減額いたします。以上歳出補正額の合計は3,703万1,000円の減額です。  次に、5ページをごらんください。第2表債務負担行為補正です。債務負担行為の追加が2件でございます。デジタルサイネージコンテンツ配信システム構築については、期間を平成27年度、限度額を2,600万円として、旧乃木邸耐震補強建物改修)については、期間を平成27年度、限度額を7,517万9,000円として、それぞれ追加するものです。  続きまして、平成26年度港区一般会計補正予算説明書(第5号)に沿って、ご説明いたします。2ページ、3ページをごらんください。歳入歳出予算事項別明細書の総括です。内訳は、歳入歳出とも先ほど予算書でご説明したとおりですので、説明は省略させていただきます。  5ページからが歳入の説明となります。6ページをごらんください。第13款国庫支出金の補正額は1,581万8,000円の増額です。項の1国庫負担金につきまして、障害児通所給付費等として、1,581万8,000円増額しております。次に、第14款都支出金の補正額は790万9,000円の増額です。項の1都負担金につきまして、障害児通所給付費等として、790万9,000円を増額しております。次に、第18款繰越金の補正額は6,075万8,000円の減額です。  以上が、歳入の補正となります。  続きまして、9ページからが歳出の説明です。10ページをごらんください。第2款総務費の補正額は2,600万円の減額です。項の1総務管理費を2,600万円減額しております。内容は映像広報に要する経費を減額するものです。  14ページをごらんください。第5款衛生費の補正額は2,651万1,000円の増額です。項の1保健衛生費を2,651万1,000円増額しております。内容は妊婦健康診査に要する経費を追加するものです。  16ページをごらんください。第7款土木費の補正額は6,917万8,000円の減額です。項の4公園費を6,917万8,000円減額しております。内容は赤坂地区公園維持管理に要する経費を減額するものです。  続きまして、18ページをごらんください。債務負担行為支出額予定調書です。デジタルサイネージコンテンツ配信システム構築について、限度額を2,600万円、期間を平成27年度、財源は一般財源2,600万円としております。旧乃木邸耐震補強建物改修)につきましては、限度額を7,517万9,000円、期間を平成27年度、財源は一般財源7,517万9,000円としております。  すみません、今、読み漏らしたところがありました。12ページ、第4款民生費の補正額です。3,163万6,000円の増額です。項の1社会福祉費を3,163万6,000円増額しております。内容は、障害児通所支援事業に要する経費を追加するものです。申しわけございません。  以上が、平成26年度港区一般会計補正予算(第5号)の内容の説明でございます。  補正予算についての説明は以上です。よろしくご審議の上、ご決定くださるよう、お願いいたします。  続きまして、去る11月21日開会の当常任委員会にて、議案第99号一般会計補正予算に関連して、依頼のありました資料について調製いたしましたので、ご説明いたします。12月1日付当委員会資料No.8、平成26年度一般会計補正予算補足資料をごらんください。  まず、1ページをごらんください。デジタルサイネージコンテンツ配信システムの内容についてです。内容につきましては、後ほど、区長室長からご説明申し上げます。  続きまして、3ページをごらんください。障害児通所支援事業給付実績及び放課後等デイサービス利用施設についてです。1は、障害児通所支援事業給付実績です。平成24年度の事業開始以降の年度ごとの給付実績となっております。平成26年度は8月までの5カ月間の実績を記載しております。ごらんのとおり、放課後等デイサービスで顕著なように、各事業の実績が、当初予算を編成した時点で見込んだ伸び以上に伸びております。  2は、本年8月の給付対象となった事業所の一覧でございます。区内は4つの事業所、区外は14の事業所が通所実績となっております。  続きまして、4ページをごらんください。妊婦健康診査の実績についてです。1として、過去5年間の利用の推移を延べ利用件数と総支払額でお示ししております。2としまして、平成26年度当初予算での見込みと今回の補正予算で想定した増額の見込みを一覧としてございます。  続きまして、5ページをごらんください。旧乃木邸耐震補強工事の内容等についてです。1としまして、耐震補強工事の内容を母屋とうまやに区分して記載してございます。2としまして、建築基準法に基づく申請手続きについて記載しております。このうち(2)申請手続きのアに記載がありますとおり、伝統的な工法による建築物を適切に維持したまま耐震補強工事を行うため、建築基準法の適用除外の指定を受けるための手続きが今回必要でございます。  補正予算の補足資料についての私からの説明は以上でございます。  続きまして、区長室長の方からご説明申し上げます。 ○区長室長新宮弘章君) それでは、デジタルサイネージコンテンツ配信システムの内容につきましては、私からご説明させていただきます。資料No.8の1ページをごらんください。  1の事業目的に記載のように、平常時にはより多くの人が区政情報に触れる機会を増やし、また災害時、緊急時には設置場所や場面に応じた情報を、迅速に個別発信する手段として構築するものでございます。  サイネージ機器の設置予定、事業計画ですけれども、こちらは港区基本計画(素案)にも計上してございますが、今後3年間で区役所、各地区総合支所、いきいきプラザ等に設置する予定でおります。  2ページをごらんください。4の事業の全体イメージです。区ホームページ防災情報メールシステム緊急情報配信システム区議会中継等、既存の複数のシステムと今回新たに構築するデジタルサイネージ配信システムとが連携しまして、さまざまな区政情報デジタルサイネージで発信するものでございます。図の右下のCMS連携という枠で囲ってある部分は、区のホームページ情報を作成するためのシステムでございます。この区のホームページ情報やその上に記載がございます防災情報メールシステムなどで配信された情報を、真ん中のインターネット回線を経由しまして、矢印の先にありますデジタルサイネージサーバに送信しまして、そこから左向きに矢印が出ていますけれども、デジタルサイネージで情報を発信するという仕組みになります。このほか、区議会中継テレビニュース等もサーバを経由し、デジタルサイネージで配信することができます。  図の中央上の調達範囲と記述がある点線で囲っている部分が今回構築しようとしているデジタルサイネージコンテンツ配信システムになります。デジタルサイネージの種類は左上の液晶ディスプレイ電子ブックの技術を活用しました電子ペーパーの2種類を考えております。  液晶ディスプレイはカラーや動画で、区政情報広報番組等の映像を配信する予定でございます。電子ペーパーは白黒の文字のみになりますが、ほとんど電力を使用しないため、電源が確保できなくなったような災害時にも内蔵してある電池で、1週間以上は対応できるというところが大きな特徴でございます。  最後に、図の右上の民間サイネージについてです。例えば災害時には事業者と連携して、六本木や新橋などにございます大型ビジョンに区の災害情報を提供するというような仕組みもあわせて構築する予定でございます。  5のスケジュールです。来年の2月に事業者が決定する予定でございます。システム構築を進めながら、平成27年5月から9月にかけて、デジタルサイネージの機器を調達し、配信テスト等の調整を行った後、12月から本格運用を開始したいと考えております。  雑駁ではございますが、説明は以上でございます。 ○委員長(七戸淳君) それでは、質疑を行います。質問のある方はどうぞ。 ○委員(沖島えみ子君) 最初に、旧乃木邸の耐震補強工事についてお伺いします。これは、文化財的な価値のあるもので、通常の工法等での工事では文化財的な価値を損なうというものに対して、特別に建築基準法の適応除外とするため、建築審査会で審査を受けるというものなのですか。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) おっしゃるとおりでございます。旧乃木邸は木造でございますが、木造に限らず、古い建物につきましては、現行の建築基準法による建物と著しく異なることがございます。改築する、大規模な修繕、模様がえをする場合は、全て現行法に合わせることとなっておりますが、そうなってしまいますと、対応できないということになります。この指定を受けることによりまして、旧来の形で残すことができるということでございます。 ○委員(沖島えみ子君) 耐震補強工事債務負担行為となっているわけですけれども、改修が必要だということがわかったのはいつごろになるのでしょうか。 ○財政課長湯川康生君) 平成23年の東日本大震災を受けて、若干壊れた部分等もありまして、これを踏まえて改修の検討を進めてきたところです。今回、債務負担行為ということになりましたが、当初予算を検討する中では、今年度中に終えるということで計画しておりました。先ほど、やりとりがありましたような建築審査会での一定の手続きが必要だということで、年度内に終わる見込みがなくなりましたので、債務負担行為を設定させていただいたものでございます。 ○委員(沖島えみ子君) 建築審査会は既に終わっているのですか。 ○財政課長湯川康生君) 所管からは、今月中に一通りの手続きを終了し、指定を受けられる見込みと聞いてございます。
    ○委員(沖島えみ子君) そうすると、工事はいつごろからの予定なのか、教えてください。 ○財政課長湯川康生君) 先ほどの建築審査会が年内に終われば、年明けから工事に着手し、来年10月までの工事を見込んでいるというところでございます。 ○委員(沖島えみ子君) 一般公開はいつごろから予定されているのですか。 ○財政課長湯川康生君) 来年の11月からは公開できる見込みということで聞いてございます。 ○委員(沖島えみ子君) 特別な技術を持った人でなければできない工事なのか、それとも、一般的な工事でできるものなのか、その辺はいかがですか。 ○財政課長湯川康生君) 一般的な建築物ではないので、特殊な部分はあるとは思いますけれども、改修工事の中身からして、特殊というようなものでもないと聞いてございます。 ○委員(沖島えみ子君) では、専門的な、例えばの話なのですが、宮大工などにお願いするというものではないということですね。 ○財政課長湯川康生君) 特段そのようなことはございません。 ○委員(沖島えみ子君) 資料では6,917万8,000円の公園維持管理費の減、債務負担行為は7,517万9,000円となっておりますけれども、この金額の差はどのようになるのですか。 ○財政課長湯川康生君) 7,517万9,000円は限度額ということで設定させていただいております。1つには、今年度中に契約をいたしまして、その契約金額によりまして、前払い金が発生するものがございます。業務の中の耐震補強工事の管理業務が、契約金額によりましては、前払い金が発生するため、金額がかわることがございます。仮に前払い金の発生がなく、平成27年度に一括の支払いとなった場合を想定して、平成27年度に限度額として積んでいるというのが1点です。  それから、当初予算を策定した段階と、今般スケジュールを変更して改めて積算する中で、積算の単価がかわってきておりますので、その部分について、若干単価の引き上げ等があります。減額する部分と最終的な支払いを想定した来年度の限度額との差ということでございます。 ○委員(沖島えみ子君) 次の質問です。デジタルサイネージコンテンツ配信システムについてなのですが、こちらは総務費の債務負担行為2,600万円と同様のものということでよろしいですね。 ○財政課長湯川康生君) こちらは全額減額して、来年度に債務負担をかけるというものでございます。 ○委員(沖島えみ子君) これでいくと、国や東京都からは全然補助金が支出されない、一般財源のみということになると思うのですが、国、東京都の補助金はないのですか。 ○財政課長湯川康生君) 特段、国、東京都の補助金はございません。 ○委員(沖島えみ子君) 国や東京都から指示や依頼があるということではなくて、区が独自に必要だと思ってつくるのだということになるのですか。 ○区長室長新宮弘章君) おっしゃるとおりでございます。区政情報をより多くの人に知っていただくというためのデジタルサイネージそれから緊急情報等も流せるようなシステムということで考えてございます。 ○委員(沖島えみ子君) 事業計画でいけば、平成27年度に19機、平成28年度、平成29年度にそれぞれ8機ずつと、かなりの数に上っているわけですけれども、具体的にこのようなところに設置したいということは決まっているわけですよね。 ○区長室長新宮弘章君) 現段階での想定でございますけれども、各地区総合支所、区役所の本庁舎含めて6カ所、いきいきプラザが16カ所、それから先ほど電子ペーパーサイネージでご説明したと思いますけれども、区設掲示板とセットになっているような形を6カ所想定してございます。 ○委員(沖島えみ子君) 現在までにこうしたデジタルサイネージが設置されているところは、民間ではあるのですか。民間ではどことどこに置いてあるのか、区の施設ではあるのかどうか、教えてもらえますか。 ○区長室長新宮弘章君) 区の施設では、プラリバに既に設置してございます。それから、事前の内覧会でごらんになられた方がいらっしゃると思いますけれども、新たにみなとパーク芝浦にも設置してございます。  それから、民間ですけれども、デジタルサイネージというのは結構いろいろな幅が広いと言いますか、例えば山手線のドアの上に、動画が表示されるものもデジタルサイネージでございます。そうしたものから、「ちぃばす」では、運転手の後ろで区政情報を流しておりますけれども、あれもデジタルサイネージでございます。  それと、民間事業者が設置している非常に大きなものでは、例えば六本木交差点にあります画像、映像を流しているもの、ああいったものもデジタルサイネージでございまして、今はかなり広い範囲で使われているものでございます。 ○委員(沖島えみ子君) プラリバでは見たことがあるのですが、例えば田町駅の芝浦口にあるものも、このようなものになるわけですか。 ○区長室長新宮弘章君) 田町駅の出口のところだと思いますけれども、ああいったものもデジタルサイネージでございます。 ○委員(沖島えみ子君) 区のものだけではないですよね。災害ももちろんあるとおっしゃったのですけれども、それ以外に流す情報は何かあるのですか。 ○区長室長新宮弘章君) 民間事業者が設置しているデジタルサイネージは広告がメインになっているかと思います。ただ、区が設置するものについては、区政情報を知っていただくということで、区の情報がメインになっております。  また、例えば台風や地震などが起きた場合、それも区の情報なのですけれども、災害情報などを流すことを考えております。 ○委員(沖島えみ子君) そうすると区が設置するものについては、あくまでも区政情報である、災害の情報であるということになる、それに限るということでよろしいのですか。 ○区長室長新宮弘章君) ほとんどが区の情報ですけれども、厳密に言えば、例えばいきいきプラザであれば、そこの指定管理者の情報というものも流すということはあると思います。 ○委員(沖島えみ子君) 「ちぃばす」で言えば広告が入るわけですけれども、そのようなものは流さないということでよろしいですね。 ○区長室長新宮弘章君) 平成27年度から流す予定ですけれども、当初についてはやはり区政情報を知っていただくということもありまして、区政情報が中心になってくるかと思います。  ただ、まだ検討中ですけれども、運用費にはかなり経費もかかるということが予想されるので、広告についても今後は検討していく必要があるかと考えております。 ○委員(沖島えみ子君) ということは、やはり広告が主たるものになる恐れもあるということですよね。区は単純に区政情報を流したいと思っていても、ほかのもので使われていくのではないかと。また、私は、このデジタルサイネージとは何だろうと思っていて、例えばまちづくり、東京都が品川駅、田町駅のまちづくりの会見をしましたけれども、そこの中にもこのような言葉がよく出てくるのですね。そのときに思ったのですけれども、これはまちづくりにとって大事な1つなのだということで、もし東京都がそのような計画の中で考えているのであれば、東京都からも補助金を出すのが当たり前であり、国もそのようなことを考えているのであれば、国からも当然出していいのではないかと私は思うのです。東京都のまちづくりの計画の中にもこれは出てきますよね。 ○区長室長新宮弘章君) 東京都のまちづくりの計画と今回私どもの考えているデジタルサイネージとは基本的に別物です。区が主体になってどの情報を流すのかということを決めて配信していきます。主体はあくまで区が流す区政情報ということでご理解いただければと思います。 ○委員(沖島えみ子君) 区が主体であるからこそ、区がその内容を決めるものであると。私もそれは当然だと思うのですが、東京都のまちづくりの計画書等によっても、報告書等によっても、このような言葉が出てくるということは、このようなものが必要だと考えていると。その設置には膨大なお金がかかると。全くこれを設置するなと言えないわけで、広告の収入も将来は考えるかもしれないということである以上、必要なものは必要として、後で、国からも東京都からも費用を出してもらうべきだと私は思います。  広告収入については、将来もやらないということを私は約束していただきたい。いかがでしょうか。 ○区長室長新宮弘章君) 東京都や国からの補助金については、補助金の要件に合致するものであれば、当然申請していくべきものと考えてございますけれども、現段階で区が考えているデジタルサイネージシステムについては、そのようなものに該当するものはないと考えております。  それと、広告についてですけれども、先ほども申し上げましたが、導入当時はやはり円滑な運営と区政情報の発信がメインになってまいります。導入当初は当然考えてございませんけれども、運営経費等を考えていくと、やはりいずれ検討する必要があるのかなとは考えております。 ○委員(沖島えみ子君) 運営経費等を考えれば、当然検討するべきだと。運営経費とは、大体どのくらいを想定されるのですか。例えば液晶ディスプレイの場合、1年間にどのくらい想定されているのか。例えば平成27年度19機を入れるとしたら、それにどのくらいの運営経費がかかるのですか。 ○区長室長新宮弘章君) 現在、システム自体を事業者に提案していただき、プロポーザル方式で事業者を決めている最中です。どのような形で提案してくるかにもよりますけれども、今想定しているのは、サーバーの運用費といったものが大体月に80万円ぐらい、それからソフトウェア等の保守等で月8万円ぐらいと考えております。あとはサイネージ自体の保守費用といったものが、屋外に置くのか、屋内に置くのかということにもよりますけれども、大体、月1台あたり1万円から3万円の範囲ということで、今のところは想定してございます。このほかにも回線の使用料等が発生すると考えております。 ○委員(沖島えみ子君) そうすると、1台あたり月約100万円ということで、19機設置すると月1,900万円になるのですか。 ○区長室長新宮弘章君) 先ほど、サーバーの運用費が月80万円ぐらいと申し上げましたけれども、これは1台あたりではなくてトータルでの金額ですので、そのように費用のかかるものではございません。 ○委員(沖島えみ子君) そうすると、年間トータルで幾らぐらいかかるのですか。年間予算、例えば来年度でしたら、19機を年間フルに動かすとしたら、経費は幾らになるのですか。 ○区長室長新宮弘章君) トータルでということですと、年間800万円と想定してございます。 ○委員(沖島えみ子君) トータルで35機ということでしたが、例えばそれらを減らすとしたら、幾らか安くなることもあるのですか。 ○区長室長新宮弘章君) 機器が増えても総額としてかわらないものもあれば、サイネージの機械1台あたりにかかる費用もありますので、そのような費用は増えてまいります。通信回線の使用料についても1台あたりという契約になろうかと思いますので、台数が増えれば、そのような費用の分、トータル金額も増えていくということになるかと思います。 ○委員(沖島えみ子君) 年間800万円くらいの運営経費がかかるということで、お金がかかるから広告の収入も考えていると。当初は考えないけれども、それは当然考えるというのが今の区長室長のご答弁だと思うのですが、こんなに費用がかかるのであれば、このデジタルサイネージはそんなに必要なものなのかなと私は思うのですけれども、どうしてもこれは入れなくてはならないものなのですか。 ○区長室長新宮弘章君) 区政情報を少しでも多くの方に知っていただきたいという趣旨の事業であり、必要だから設置するものでございます。  それと、お金がかかるから広告を入れるということではなくて、区有資産の有効活用という趣旨からのことです。例えば区の発行する刊行物等に広告を載せておりまして、デジタルサイネージについても広告を載せるということ自体は当てはまるのかと考えております。 ○委員(沖島えみ子君) 区有資産の有効活用とおっしゃるということは、区有資産はたくさんあるわけだから、将来的にもデジタルサイネージだけではなくて、ほかのこともいっぱい考えているわけですか。これ以外にも、収入を得るものを考えているということになるのですか。 ○区長室長新宮弘章君) 先日も当常任委員会でご説明しましたが、区長室の事業では、暮らしのガイドに広告を載せさせていただきました。それからこのデジタルサイネージも、再三の答弁になりますけれども、導入当初から載せるということではなく、今後検討していく必要があるということで考えているものでございます。 ○委員(沖島えみ子君) 暮らしのガイドに広告掲載した方たちの地域には、かなりのばらつきがありますよね。今回は、どのような内容を想定しているのですか。 ○区長室長新宮弘章君) 何の広告を載せるかということは現段階では全く白紙でございます。 ○委員(沖島えみ子君) 現段階はそれはもうもちろん白紙なのですけれども、こうしたいというものはおありになるのでしょう。基本的なものは絞っておかなければ際限がないと思いますが、それはいかがですか。 ○区長室長新宮弘章君) 区には広告掲載基準というものがございますので、あくまで、それに沿った形での広告ということはあり得ることだと思います。 ○委員(沖島えみ子君) 私はそれで得る利益というのは、ごくわずかだと思いますので、本来なら、広告掲載はやるべきではないと考えております。最悪の場合、やらざるを得ない場合には、慎重に広告掲載の主体を絞っていただくとお願いしたいと思います。 ○委員(林田和雄君) 何点か質問します。旧乃木邸の耐震の工事、自分の家のすぐそばなのですが、れんがづくりではないのかなと思うのです。旧乃木邸は大分古い建物ですけれども、構造的な調査は図面があった上でなさるのですか。現在では、超音波などを使用しますよね、そのようなものを使って構造体の体力を調べるのですか。 ○財政課長湯川康生君) 部材のサンプルをとって、強度を調べ、今回改修工事が必要な中身について図面を起こしていくという作業でございます。 ○委員(林田和雄君) 恐らく、ボーリングで掘って、コンピュータで強度を調べて、どの程度の体力があるかによって補強すると。それは結構なのですけれども、このような古い建物は、恐らくうまやの方も含めて、最近の建物とは大分違う工法でつくっていると思うのです。鉄筋量にしても何にしても、図面が残っていればそれは調べられるでしょうけれども、ない場合はよく超音波でやるではないですか。鉄筋がどこに入っているか、どの程度の太さなのか。それを調べた上で構造図をつくったりすることが一般的に行われていると聞いているのですけれども、今回はそこまではやっていない。コンクリートの強度、あるいは柱の太さとか、はりの太さとか、そのようなことを判断して、今回、耐火設計をしているのか、どうなのですか。 ○財政課長湯川康生君) ご指摘のとおり図面がなかなかないもので、先ほど申し上げたようにサンプルですとか、過去に改修したときのいろいろなデータ等をもとに、必要な強度の補強を計画しているということでございます。 ○委員(林田和雄君) もう一つ、構造的なものもそうなのでしょうけれども、屋根とか壁とか、れんがで補修する場所などもいろいろとあるのですけれども、このような材料はどうやって調達するのですか。要するに、この当時のものは、恐らくないのですよね。文化財としての姿を損なわないで、どのようにこの辺の材料を調達するのかと。その辺はどのようになっていますか。 ○財政課長湯川康生君) 確かに、当時の材料はもう調達できないので、今ある部材の中で似たようなもので、代替して補強するということでございます。 ○委員(林田和雄君) でき上がったときに、新旧の差が余りにも出過ぎていて、体力的には大丈夫なのだけれども、文化財としてかわってしまうようなことがないように気をつけていただきたいと、これは本当にそう思うのですね。私もあそこに何度か行ったことがあるのですけれども、ガラスの窓で、中が見えるわけですね。うまやもあって、そこに飼っていた馬がいたと言われています。昔の軍人の家をきちんと残してらっしゃるということもあるので、ぜひこの辺は気を使ってやっていただければと思います。  それとデジタルサイネージコンテンツなのですけれども、区でつくったいろいろな情報、緊急情報も含めて、それをサーバーに送るわけですよね。サーバーに送ったものが液晶ディスプレイを持った施設に配信されると。あるいは、電子ペーパーとして読めるというか、見られるものにしていくと。それは区の施設の中での受信できるものだと思うのだけれども、もう一つ民間の方にも提供されますよね。民間の方に情報提供されるのは緊急情報的なものだけなのですか。いろいろな交流を持つ団体もあるではないですか。区の施設のご案内とか、観光的なものを、このようなものを使って、きちんとご案内できるようにするべきではないかと私は思うのです。  区からも発信し、逆に向こうからも発信してもらって、区の方でも受けとめられるという双方向のものがあって、しかるべきではないかと私は思うのです。当然のことながら、このような情報は共有できるというのがすごくいいことでしょう。一方的に発信しているというだけでは余り意味がないと思うのです。発信する中身に関しては、ある程度幅を持ったものでないと、なかなかおもしろくないというか、そのような気が少しするのです。その辺は、何かお考えなどありますか。 ○区長室長新宮弘章君) 民間の大型のサイネージというのは人が集まるところに設置しているものですので、そのようなところで先ほど申し上げました緊急情報や災害情報を流せれば非常に効果が大きいだろうということが1点ございます。  それと、林田委員ご指摘は、例えば区の魅力をそのようなもので配信したらどうかというご趣旨だと思います。我々もそれをやってもらえるのであれば、やってもらいたいと思っておりますが、何分やはりそこは今後の交渉と言いますか、民間のサイネージに載せるとなると、一定程度費用がかかってくるものだと思いますので、そのようなものは林田委員の趣旨も踏まえて、今後検討していきたいと考えています。 ○委員(林田和雄君) ありがとうございます。 ○委員(沖島えみ子君) 民生費のところで伺います。資料No.8の3ページ、障害児通所支援事業のところなのですが、港区の障害児が利用している放課後等デイサービスの事業所は、区内には4事業所、その他区外で利用されているところが14事業所とあるわけですが、多分これからも利用したいところが増えていくと考えているかと思うのです。例えば台場地区にはこうした事業所がないわけですけれども、そのようなところの方たちからのご要望等はありませんか。台場地区にこのような事業所があったらいいなという要望が寄せられているということはありませんか。 ○財政課長湯川康生君) 台場地区の方から当該地にあればというようなご要望の声は現時点では、特段、区の方には届いておりません。 ○委員(沖島えみ子君) 届いていないということは、台場地域ではこのような事業所がもしかしたらやっていけない地域なのかもしれないですよね。事業所はこれからも増える可能性があると見てよろしいのかどうか。こうした障害児の方たちが利用する、こうした施設が増えていく可能性があるのかどうか。その辺を教えていただきたい。 ○財政課長湯川康生君) 今般補正予算で追加計上をお願いしております。昨年、当初予算を検討する中でも伸びは見込んでおりますが、それ以上に増えている状況からいたしますと、今後も伸びていくのではないかと見込んでおります。 ○委員長(七戸淳君) よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) それでは、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) それでは、審議事項(1)「議案第99号 平成26年度港区一般会計補正予算(第5号)」は原案どおり可決することで、ご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) ご異議なきものと認め、「議案第99号」は、満場一致をもって、原案どおり可決することと決定いたしました。     ──────────────────────────────────── ○委員長(七戸淳君) 続きまして、審議事項(2)「議案第100号 工事請負契約の承認について(港区営住宅シティハイツ六本木等整備工事)」、審議事項(3)「議案第101号 工事請負契約の承認について(港区営住宅シティハイツ六本木等整備に伴う電気設備工事)」を一括して議題といたします。理事者から提案理由説明を求めます。 ○契約管財課長(野上宏君) それでは、ただいま議題となりました議案第100号及び議案第101号の2議案につきまして、一括して提案の補足説明をさせていただきます。これらの2議案は港区営住宅シティハイツ六本木等整備工事と整備工事に伴います関連工事の請負契約に関しまして、ご承認をいただくものでございます。  まず、議案第100号の議案をごらん願います。工事請負契約の承認について(港区営住宅シティハイツ六本木等整備工事)につきまして、ご説明いたします。この契約は平成26年11月12日に制限を付した一般競争入札によりまして、落札、決定を見たものでございます。工事の規模でございますが、建物の延べ床面積が8,664.36平方メートルでございます。  内訳でございます。住宅棟につきましては、鉄筋コンクリート造地下2階地上7階建て延べ床面積は7,312.59平方メートルでございます。公共施設棟につきましては、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上3階建て延べ床面積は1,351.77平方メートルでございます。契約金額は35億6,400万円で、契約締結日は契約承認の日、工期は契約締結日の翌日から平成29年6月30日まででございます。契約の相手方は、東京都港区赤坂四丁目9番9号、日本国土・徳倉・谷沢建設共同企業体で、東京都港区赤坂四丁目9番9号、日本国土開発株式会社東京支店支店長私市和士氏、東京都港区高輪三丁目19番23号、徳倉建設株式会社東京支店執行役員支店長山下信夫氏、東京都港区西麻布三丁目2番11号、谷沢建設株式会社代表取締役谷沢敏允氏の3者により構成されます建設共同企業体JVでございます。  工事の概要につきましては、議案に添付してございますA3判の参考資料等を用いまして、後ほど施設課長からご説明申し上げます。  ここで、当常任委員会から資料要求がございました入札経過調書及び提案の補足資料を調製いたしましたので、平成26年12月1日付資料No.9をごらん願います。私からは、入札経過調書につきまして、ご説明申し上げます。  表紙をおめくりいただきまして、1ページをごらんいただきたいと存じます。1者が入札申し込みをされ、最低価格による入札者を落札者としてございます。落札率は99.99%となっております。  次に、議案第101号の議案をごらんいただきたいと存じます。工事請負契約の承認について(港区営住宅指定ハイツ六本木等整備工事に伴う電気設備工事)につきまして、ご説明いたします。  この契約は平成26年11月12日に制限を付した一般競争入札により落札、決定を見たものでございます。契約金額は2億2,838万40円で、契約締結日は契約承認の日、工期は契約締結日の翌日から平成29年6月30日までとなってございます。契約の相手方は、東京都港区新橋六丁目5番4号、株式会社八洲電業社東東京営業所東東京営業所長辻正宏氏でございます。工事の概要につきましては、後ほど施設課長からご説明申し上げます。  再度、資料No.9、2ページの入札経過調書をごらん願います。5者が入札申し込みをされ、最低価格による入札者を落札者としてございます。落札率は70%となってございます。なお、入札申し込み者のうち2者が辞退してございます。  続きまして、当常任委員会から資料要求のございました資料につきまして、ご説明いたします。平成26年12月1日付資料No.9−2をごらん願います。港区営住宅シティハイツ六本木等整備工事の入札経過を記載してございます。本整備工事につきましては、当初、建物解体工事と整備工事を一体のものとして入札に臨みましたが、2回不調となりました。再度の不調は整備スケジュールに大きな影響があり、入居者の方への影響もあることから、平成26年6月13日開会の当常任委員会におきまして、ご報告いたしましたとおり、建物解体工事と整備工事を分離し、建物解体工事を先行して進めてございます。  整備工事の3回目として実施した入札におきましては、ただいまご説明いたしました2議案の工事のほか、整備工事に伴う機械設備工事につきましても、同時に入札を実施いたしましたが不調となりました。  なお、機械設備工事の契約、発注の時期が若干遅れることにつきましては、整備工程上、支障のないことを確認してございまして、現在、早急に再度入札を実施するため、準備を進めてございます。  次に、平成26年12月1日付資料No.9−3をごらん願います。今年度、11月21日現在の入札不調の一覧を記載してございます。1ページ目が工事で、17件の不調が生じてございます。2ページ目が物品購入、業務委託等で26件の不調が生じております。備考欄に、契約済みとございますのは、2回目または3回目の入札で成約を見たものでございます。  私からの説明は以上です。工事の概要につきましては、施設課長からご説明させていただきます。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) それでは、私の方から港区営住宅シティハイツ六本木等整備工事の概要につきまして、ご説明申し上げます。議案第100号の議案及び12月1日付資料No.9をごらんください。  本工事は、昭和50年度竣工で、平成8年2月に東京都から区に移管され、築40年を迎えました港区営住宅シティハイツ六本木を、サービス付き高齢者住宅、障害者グループホーム等を合築する複合施設への改築、並びにこの整備のために、平成21年12月に熊本県から購入いたしました旧熊本会館敷地に公共駐輪所、区民協働スペース、災害対策職員住宅、防災倉庫で構成される公共施設等をあわせて整備するものでございます。  なお、先ほど、契約管財課長からご説明させていただきましたように、工期は契約の翌日から平成29年6月30日までございますけれど、本工事に先立って、解体工事を先行しており、近隣の皆様のご協力をたまわりまして、現在、シティハイツ六本木の地上部並びに旧熊本会館の主要部分の解体はおおむね完了してございます。今後、2月末までの文化財調査を経まして、3月13日に完了する予定でございます。  以降、資料をパネル化してございますので、前でご説明させていただきます。
     今回、ご視察いただいていませんので、少し付近の状況からご説明申し上げます。資料No.9の4ページをごらんください。付近の見取り図になっております。シティハイツ六本木は、環状3号線と六本木通りとの間の三角地帯にございます。ご存じのように、環状3号線というのは、この地盤から約8メートルぐらい下にございます。シティハイツ六本木等は、崖の上にあるということでございます。六本木通りから見ますと、旧熊本会館の奥にあるということでございます。1)の写真をごらんいただくとわかりますように環状3号線から見ると崖地の状態です。それから2)でございますけれども、シティハイツ六本木と六本木中学校との間に民間住宅がございます。さらに、3)で六本木通りから一本通りを入ったところを、まちの風景ということで掲載しております。そのような中での今回の工事ということでございます。  旧熊本会館をなぜ取得したかについてご説明いたします。10ページをごらんください。住宅街とシティハイツ六本木との間に細い道、42条1項5号道路と言いまして幅4メートルの道路がございました。老朽化してまいりましたシティハイツ六本木の建て替え、解体工事をするにしても、幅4メートルしかない道路、しかも私道を利用しての工事は非常に大変だろうということがございまして、いろいろ苦慮してございました。  その中で、熊本会館が売りに出ましたので、ここを取得することによって、六本木通りから一つ入った区道に直接接することができることになったものでございます。  契約につきましては、当初、解体、それから新築工事を一緒にすることを考えておりましたけれども、残念ながら一緒にできませんでしたので、現状におきましては、先ほど説明しましたように、シティハイツ六本木、旧熊本会館の解体工事を先行しているということでございます。これを経まして、新築工事に入っていくということでございます。  それから、今回、特徴的なのは、区民の方々のご利用を考えまして、区有通路と言いますか、構内通路を用意いたしました。区道からずっと敷地に沿っていまして、幅は約2メートルございます。また、エレベーターをつけまして、約8メートルの高低差を解消して、環状3号線におりて、麻布十番に向かうというルートを確保するような工事もあわせて行うことにいたしました。建物を建てるとともに、まちの利便性を考慮したということでございます。  それから、9ページをごらんください。今回、2棟の建物をつくります。住宅棟と公共施設棟の2棟でございます。住宅棟というのが、シティハイツ六本木に当たるところ、それから公共施設棟は旧熊本会館のところ、ほぼ、その敷地を使って建て替えるものでございます。  内容でございます。資料に書いてございますとおり、まず、住宅棟につきましては、区営住宅を建て替えます。1DK、2DK、3DKとタイプがございまして、それぞれ8戸、18戸、24戸つくることになってございます。  それから、今回新たに区営住宅に合築いたします障害者グループホームが1階、2階に入りまして、サービス付き高齢者向け住宅が、諸設備も含め、地下2階から5階にございます。  さらに、別棟として公共施設棟がございまして、約400台使用の公共駐輪場、災害対策住宅、防災備蓄倉庫、区民協働スペースを整備することになっております。  次に、5ページをごらんください。青い線で示していますのは、現状の旧熊本会館並びにシティハイツ六本木の部分でございます。赤い線は新築する部分になってございます。旧熊本会館につきましては、ほぼ同じぐらいの広さなのですけれども、シティハイツ六本木につきましては、現状崖上に建っているものを、崖下まで建物をつくりまして、下の方から、環状3号線の方から出入りできるようにいたしましたので、規模が少し大きくなっています。南側にふくらんでいる形になってございます。  それでは、順次説明を申し上げますけれども、まず、シティハイツ六本木建て替えの部分でございます。議案の参考資料1ページをごらんください。住宅棟につきましては7,312.59平米で、地下2階の地上7階でございます。  次に、2ページをごらんください。住宅棟の断面図になってございます。この建物の敷地は、戻りまして1ページでございますけれども、旧熊本会館の前面道路の高さをゼロといたしますと、シティハイツ六本木の敷地が約1.4メートル下がっています。さらに約8メートル下がって環状3号線となってございます。この敷地間で、約9.5メートルの高低差がございます。その中での工事となります。  次に、14ページの断面図をごらんください。断面図は住宅棟を示しておりますけれども、この住宅棟の入り口は、六本木側から見ると1.4メートル下がった位置にございます。それから、環状3号線側は地下2階が入り口になります。この2つの入り口の8メートルの高低差を利用しまして、地下1階、地下2階に駐車場、住宅などをつくります。そのような形になっております。  次に、平面図です。平面図ではなかなかわかりづらいのですけれども、まず、住宅棟の入り口は地下2階で、環状3号線に面するものになります。入り口は、自動車用、住宅用の2つがございます。車のスペースにつきましては、場合によってはグループホーム等にマイクロバス等で来られることがあるということですので、十分な広さを確保する必要がございます。この辺を考慮して、地下2階の階高は4.4メートルとし、マイクロバス等を入れるために高くなってございます。上の階は、住宅でございまして、階高3.4メートル程度でございます。  それから、地下2階には、区営住宅用の駐輪場22台、それからバイク置場等が設置されます。先ほど申し上げましたように、通行される区民の方々用のエレベーター、階段も設置いたします。  また、地下2階には、サービス付き高齢者住宅の厨房がございます。  エレベーターは計4台ございまして、住宅棟につきましては、真ん中と隅にあるエレベーターをお使いいただきます。  それから、サービス付き高齢者住宅、障害者グループホームにつきましては、エレベーター2台ということで、構成されてございます。  次に、地下1階です。崖側になりますけれども、南に面しまして、区営住宅が並びます。先ほど申しましたように、1DK、2DK、3DKのタイプがございます。戸数等は先ほどの資料をごらんください。また、サービス付き高齢者住宅の職員休憩室がございます。  次に、住宅棟の1階でございます。まず、先ほどの地下にもございましたが、区営住宅の入り口がございます。中に入りますと、エレベーターがあり、各住戸が並びます。それから、障害者グループホーム、サービス付き高齢者住宅のメインの入り口がございます。  メインのエレベーターにつきましては、共用部分として使います。障害者グループホームでございますけれども、個室として6室ございます。ただ、予備室が1室ありますので、募集としては2階部分を含め11室と表現されてございます。グループホームですが、エレベーターホールを経て、管理上のドアがあって、中に入って各個室、リビングダイニング等があります。いわゆる普通のグループホームになってございます。また、訪問介護のステーション等の事務所が入ります。以上が1階でございます。  次に、2階です。南側は、区営住宅でございます。また1階と同じような構成でグループホームがございます。  3階から5階につきましては、全く同じつくりになってございます。環状3号線沿いに区営住宅が並びます。また、奥まった部分にサービス付き高齢者向け住宅が10戸ということになっています。各戸には、トイレ、手洗いがついてございまして、お風呂場については共用になります。  最後に6階と7階でございます。ここにつきましては、日影規制の関係で、どちらかと言うと、北側部分を下げなければなりません。まず6階ですけれども、住宅棟の半分強ぐらいまでが建物で、あとは屋上となります。それから、サービス付き高齢者住宅の上に2戸の区営住宅となります。南側の方を少し高くすることによって、日陰の緩和をしているという形になっております。  最後に、7階になります。7階には、区営住宅が並びます。  屋上につきましては、太陽光パネルが並びます。12キロワット、8キロワット、合わせて20キロワットの太陽光パネルが入ってまいります。  続きまして、住宅棟の断面図です。南側というのが環状3号線側になります。東側は、六本木中学校側からということでございます。  次に、公共施設棟です。災害対策住宅、防災備蓄倉庫、区民協働スペースの3層建てになっております。ほかの施設では、地下に潜らせていますが、地上に機械式の駐輪場を設置します。地下工事はございません。地上に1機あたり200台分の機械式自転車駐車場を2機、サイロ2つで400台分の駐輪場となります。  3階は災害対策住宅5戸、2階は災害職員住宅2戸、防災倉庫、1階は区民協働スペースということになってございます。  平面的に申し上げます。16ページをごらんいただきたいと思います。まず1階です。先ほど申し上げましたように、六本木通りに近い側に駐輪設備が2台ございます。この1階の駐輪場というのは、星の公園などについているものと同じで、自転車を入れる機械が2台ございます。それから、平置きの駐輪場が22台分ございます。それから、これは会議室でございますけれども区民協働スペースがございます。  次に、2階になります。先ほど申し上げましたように、災害対策住宅が2戸あって、そのほかは、防災備蓄倉庫となってございます。  3階につきましては、災害対策住宅5戸となります。  それから、屋上には、5キロワットの太陽光パネルを置きます。  断面的に見ますと、駐輪場が非常に高くなっておりまして、なるべく過重を減らしたい部分でございます異種構造と言いますけれども、構造的にはこの部分は鉄骨造になります。そのような形で、整備を進めているものでございます。  この敷地は、資料No.9の11ページになりますけれども、災害対策についても考えております。住宅等居室の部分は避難所にはなりませんけれども、マンホールトイレや防火水槽を用意します。また、この建物には、72時間給水ポンプを可動できる非常用電源等も備えてございます。  非常に雑駁な説明でございましたけれども、説明は以上にさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定いただくよう、お願い申し上げます。 ○委員長(七戸淳君) それでは、説明が終わりましたので、質疑に入ります。質問のある方はどうぞ。 ○委員(鈴木たけし君) 私は現場をよく知っているからいいのだけれども、せっかく模型があるのだから、模型を使ってもう一度説明をしてください。やはり、段差の部分などはなかなかわかりにくいと思うのです。せっかくいいものがあるのだから、こちらが段差ですよという説明をお願いします。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) それでは、模型を使用して説明いたします。南側は、先ほど申し上げましたように環状3号線に面しており、崖地になっております。  この通りが、先ほど申し上げました六本木通りから1本入った道です。こちらは一方通行の道でございます。  また、こちらが旧熊本会館の敷地でございまして、シティハイツ六本木の敷地と合わせて、今回整備いたします。 ○委員(鈴木たけし君) 六本木中学校側はどうですか。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) こちらは六本木中学校のグラウンドでございます。住宅棟は、外周部全てバリアフリーで、避難等ができる形になっております。以上でございます。 ○委員(沖島えみ子君) 港区営住宅シティハイツ六本木等整備工事の入札経過という資料が出されているのですけれども、かなりの数で不調となっていると。この主たる原因はどこにあるのでしょうか。 ○契約管財課長(野上宏君) 資料にも記載がありますけれども、予定価格が折り合わない、工期そして技術者の確保といったものが工事契約においての入札不調の主な原因となってございます。 ○委員(沖島えみ子君) 入札調書によると、今回の案件は、99.9%の価格で入札していると。しかも1者の入札ということになっているわけですけれども、約100%1者ということは今までにもあるのですか。 ○契約管財課長(野上宏君) 1者による入札、落札はございます。 ○委員(沖島えみ子君) 落札率が約100%の工事案件は、具体的には建築関係、土木関係でどのようになっているのか、教えていただきたいのですが。 ○契約管財課長(野上宏君) 平成26年度の工事請負契約の契約で、落札率が100%となった案件は現在までに4件ございます。73件中4件ということで、田町駅東口公共公益施設の外構工事、港区立東町小学校調理室天井その他改修工事、夕凪橋架け替え工事、同じく夕凪橋架け替えの護岸整備工事が落札率100%の入札となってございます。 ○委員(沖島えみ子君) 私のいただいた資料によれば、土木関係では平成24年度は発生率15.00%、平成25年度は9.75%、平成26年度は9月3日現在で13.33%ということです。建築関係では平成24年度では発生率ゼロ%、平成25年度は2.13%、平成26年度で言えば9月3日現在で6.45%となっていて、3年間を見ると増えてきているということになるのですが、実際には増えているということでよろしいのですよね。 ○契約管財課長(野上宏君) 落札率100%の入札は、平成24年度、平成25年度、平成26年度の比較をしますと、数としてはほぼ横ばいの状態になってございます。 ○委員(沖島えみ子君) 土木と建築関係に分けて、話をしましたけれども、建築で言えばゼロ%が平成24年度、平成25年度は2.13%、平成26年度は9月3日現在では6.45%ということだから割合が増えているわけですよね。全体を見ても、平成24年度は発生率5.94%、平成25年度は若干減っていますけれども5.68%、そして平成26年度は9月3日現在で8.6%と増えているというデータがあるわけです。辞退理由には、予定価格の超過、工期内におさまらないという納期の問題とか、監理技術者不足などが挙げられています。入札の不調等について、どのようにしていくのか、具体的に教えていただきたいのですが。 ○契約管財課長(野上宏君) まず、価格の問題でございます。価格につきましては、当常任委員会でもインフレスライド条項の適用の議案審議の際にご説明させていただきましたが、本年2月に国の発表する設計労務単価が平成24年度比で24%、平成25年度で7%強増額しまして、その労務単価をベースに材料価格とあわせた工事設計単価を用いてございます。労務単価については年1回、材料費については月1回から月2回程度、土木工事についても今年度に入ってから6回程度、材料価格の積算基準が改定しているという情報が区の方に入っております。  したがいまして、積算につきましては、最新の材料価格それから労務単価を用いて計算してございます。建築工事に至っては、さらに見積もりをとっての積算ということで、実勢価格を反映した価格でありながらも、入札不調が発生しております。原因については、今後いろいろなところでお話をお聞きする中で確認していきたいところなのですけれども、適切な単価による積算をしていると考えてございます。  工事日程については、やはり設計の段階で余裕を持った工程の設定を心がけていくことが、日程関係の理由での不調を回避するのではないかと考えてございます。  それから、技術者、特に監理技術者あるいは主任技術者といった技術者の確保についても問題だと聞いてございます。例えばA地点の工事で技術者が配置されている場合、専任ですとその技術者がとられてしまいますが、東京都では10キロ圏内の工事現場においては、兼任を認めるというような形で、工事現場を複数あわせ持って管理していただくことを可能とするなど、今、工夫について検討しているところでございます。 ○委員(沖島えみ子君) 監理技術者についてなのですが、要するに技術者不足により、10キロ圏内で兼任を認めると。監理技術者が常時そこにいるかどうかはよくわからないのですが、具体的には監理技術者はどのようなお仕事をされているのか。常時そこの建築現場にいなければいけないものだと私は思うのですが、どうですか。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) 監理技術者と申しますのは、その業務下の技術的な統轄をしている方でございます。一般的には、代理人と兼ねることもございます。代理人というのは、契約の代表者でございまして、監理技術者は工事の統括者ということでございます。 ○委員(沖島えみ子君) ごめんなさい、よくわからないのですけれども、工事の技術面の統括者というのは、具体的には、図面上だけで見るということになるのですか。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) 図面だけではございません。当然、設計図を見て、施工図と工事中の現場を見る、全ての部分の技術的な中心人物でございます。 ○委員(沖島えみ子君) 10キロ圏内で兼任できるということになったとおっしゃったのですが、それはいつの時点であり、どうして兼任できるということになったのか。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) まず、監理技術者につきましては、現状においては専任の形になっております。契約金額等にもよりますけれども、現状としては、工事監理技術者は専任することになっておりまして、常駐までは求めてございませんが、一般的には常駐されることが多いということになってございます。 ○契約管財課長(野上宏君) 先ほどお示しした10キロ圏内の兼任を認めていくという件は、現在そのような流れで検討しているということです。そのような工夫をしながら、価格については、適宜、積算価格を最新のものにして、しっかり積算をする。工期については、無理のない工期を設定する。技術者不足については、そのような兼任の方法を取り入れながら、不調対策をしっかりしていきたいと考えております。 ○委員(沖島えみ子君) そうすると、要するに、本来なら1つの現場に1人置かなければならない技術者を、人手がいないから、工事があちこちで増えているから、兼任してもいいよということになるのですか。 ○契約管財課長(野上宏君) 先ほど、施設課長が申し上げましたように、監理技術者とは、その工事現場の統括責任者でございます。兼任について、何件で、10キロが適切なのか、そこも工事を行っている所管課の皆さんと、あるいは他の自治体、東京都などの検討状況を見ながら、履行の適切な確保ができるということを条件に、できる限りの工夫はしてまいりたいと考えてございます。 ○委員(沖島えみ子君) 国や東京都がそのような方針を出しているということになるのですか。それとも、国や東京都もそのような方向で考えているけれども、具体的にそのような通達なりはまだないということになるのですか。 ○契約管財課長(野上宏君) 国からは官公需の適切な契約の促進ということで毎年通知が来ております。先ほどの10キロというのは国の方で既に取り組んでいるもので、技術者の兼任は国の方ではもう実施していると聞いてございます。東京都におきましては、年明けにそのような新たな手法を用いると聞いてございまして、区としてもそのような状況を確認しながら、区の契約の実情にあった方法をしっかり検討してまいりたいと考えてございます。 ○委員(沖島えみ子君) 官公需におけるそのような適切な技術者の配置を、国や東京都では考えていると。だから、区としても考えたいということのようですが、どうしてそのような事態になってきているのですか。本来ならば常駐しなければならない、常駐が望ましいわけですが、どうしてそのような状況になってきているのか、その原因についてはどう考えているのか。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) 当然のことながら、人手不足ということは、受注が多い、仕事が多く発注されているということでございます。公共工事だけではなくて、民間工事も合わせまして、業界として受注が多いということでございます。  それから、監理技術者についてですが、設備工事に関しては、非常に工期が長い、エレベーターの台数が多いなど、状況はそれぞれの現場で異なります。業種によって、監理技術者の扱いは変わるかと思います。 ○委員(沖島えみ子君) 技術者の人手不足ということが挙げられていたわけですけれども、大きな工事を兼任してしまうということが非常にこわいと私は思うのです。技術者の労働強制にもなると思いますし、工事の安全にもかかわってくるのではないかと思います。技術者不足を補うのであれば、本来なら、技術者を養成していくと。それはすぐにはできないことかもしれないですが、要請していかなければ。これから工事がまたどんどん増えていくわけだけれども、具体的には技術者の養成について、国や東京都はどのようなことを考えており、どのような援助をしているのか。 ○契約管財課長(野上宏君) 今定例会で当常任委員会に審査が付託された新規請願にもありましたが、いわゆる担い手三法ということで、建設業法の改正において、将来にわたる技術者の育成確保の努力義務が、事業者に課せられていると聞いてございます。  いずれにしても、事業者における労働者の育成確保については、そのような国の建設業法による取り組みの中で今後改善されていくと思っておりまして、そこについては今後十分情報をしっかりつかみながら、区としても何かできることがあるのか、情報を聞きながら検討してまいりたいと考えてございます。 ○委員(沖島えみ子君) そうすると、建設の技術者の労働力の確保、技術者の養成みたいなものについては、あくまでも事業者側に委ねられていて、国や東京都は何もしないということになりますか。 ○契約管財課長(野上宏君) 建設業法の改正後の国の具体的な取り組みについては、申しわけございません、手元にその状況の情報がございませんが、建設業法の改正に沿って、今後、どのように国が施策として技術者の養成、育成それから若手入職率の向上などに取り組んでいくのか、しっかり情報をとってまいりたいと考えてございます。 ○委員(沖島えみ子君) 東京オリンピック・パラリンピック競技大会関係も含めて、民間及び公共工事はどのくらい増えているのですか。簡単に教えていただけますか。 ○契約管財課長(野上宏君) 大変申しわけございません。具体的な割合等につきましては、存じ上げてございません。 ○委員(沖島えみ子君) とにかく工事が増えているということで、いろいろなしわ寄せが来ているということだと思うのです。本当に、技術者が不足しているのであれば、しっかりと技術不足、人手不足を補っていくような養成をしていかなければならない。国、東京都あるいは地方自治体も援助していくことが必要だと思います。  もう一つ、このシティハイツ六本木等の整備工事の中に、サービス付き高齢者住宅が含まれていますが、このサービス付き高齢者住宅の月額の利用料は大体どのくらいになるのですか。 ○契約管財課長(野上宏君) 国のサービス付き高齢者向け住宅整備事業に基づきまして、近傍同種の住宅の家賃と均衡がとれた金額に設定することとなっていると聞いてございます。具体的な家賃設定につきましては、近傍同種の家賃をベースに、今後管理運営事業者、国、東京都との協議の上、検討していくと聞いてございます。 ○委員(沖島えみ子君) 近傍同種の家賃というのは、現在大体おおよそどのくらいと見たらよろしいのでしょうか。 ○契約管財課長(野上宏君) 大変申しわけございませんが、そのデータも現在持ち合わせてございません。 ○委員(沖島えみ子君) 所管の委員会ではないから、そのような中身については少し難しいのかもしれませんけれども、近傍同種の家賃をベースにということ自体が、私は公の施設ではおかしな設定だと思うのです。  少なくとも、公共である以上は、軽減した家賃の設定をすべきだと思うのです。14、5万円程度と言われているようですが、ぜひ、低所得者でも利用できる家賃設定にすべきだとお願いして、質問を終わります。 ○委員(鈴木たけし君) この本体工事の中には駐輪場の設備も含むのですか。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) 平置きもありますけれども、本体工事には駐輪場設備として、1機あたり200台の機械2台分が入ってございます。 ○委員(鈴木たけし君) そうすると、残る工事は給排水と衛生設備ですか。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) 給排水衛生、空調です。一般に区の工事で区民向け住宅にはエアコンはつけませんので、工事には含めません。ですから、空調工事としては、障害者グループホームの部分、サービス付き高齢者住宅、災害対策職員住宅等々の空調、エアコンがございます。 ○委員(鈴木たけし君) あと、2つ契約すれば、工事全体の契約が完了するということですね。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) 通常ですと、給排水と空調の工事を分けることが多いのですが、今回の場合につきましては、先ほど申し上げました監理技術者、代理人がそれぞれ別々になりますと、代理人、監理技術者の経費が出ないような計算になってしまいまして、今回の場合は一緒で発注にします。 ○委員(鈴木たけし君) それと、住宅の引っ越しの場合、やはり環状3号線から地下の駐車場を利用するのか、それとも旧熊本会館の跡地のところを利用するのか。 ○芝浦港南地区施設整備担当部長芝浦港南地区施設建設担当課長事務取扱施設課長事務取扱](齋藤哲雄君) 設計の趣旨から申し上げれば、引っ越しは環状3号線の方からしていただきたいと思ってございます。 ○委員長(七戸淳君) ほかによろしいですか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) それでは、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) それでは、審議事項(2)「議案第100号 工事請負契約の承認について(港区営住宅シティハイツ六本木等整備工事)」は、原案どおり可決することでご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) 議案第100号は、満場一致をもって原案どおり可決することと決定いたしました。  続きまして、審議事項(3)「議案第101号 工事請負契約の承認について(港区営住宅シティハイツ六本木等整備に伴う電気設備工事)」は、原案どおり可決することでご異議ございませんでしょうか。
                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) 異議なきものと認め、議案第101号は、満場一致をもって原案どおり可決することと決定いたしました。     ──────────────────────────────────── ○委員長(七戸淳君) 続きまして、審議事項(4)「議案第102号 物品の購入について(地域災害情報システム用ハードウェア及びソフトウェア)」を議題といたします。理事者より提案理由の説明をお願いします。 ○契約管財課長(野上宏君) それでは、ただいま議題となりました議案第102号の物品の購入につきまして、提案の補足説明をさせていただきます。本案は、地域災害情報システム用ハードウェア及びソフトウェアの購入に関しまして、ご承認をいただくものでございます。  まず、議案第102号の議案をごらん願います。購入の目的は地域災害情報システム用サーバー等の更新でございます。地域災害情報システムとは、主に災害対策本部意思決定支援、職員配備態勢支援、避難所資機材管理、情報発信などを目的といたしまして、平成19年度に整備した防災に関する情報システムでございます。物品の種類及び数量は、サーバーが8台、システム端末機が95台、ファイヤーウォールが3台、スイッチが1台、ラックが2台、テープバックアップ装置が1台、負荷分散装置が2台、そのほか周辺機器が一式、地域災害情報システムソフトウェアが一式でございます。購入予定価格は3,873万9,600円でございます。購入の相手方は、東京都港区芝四丁目4番12号、三信電気株式会社常務取締役ソリューション営業本部長鴨下光夫氏でございます。  ここで、提案の補足資料を調製いたしましたので、平成26年12月1日付の当常任委員会資料No.10をごらん願います。1枚おめくりいただきまして、1ページ、入札経過調書をごらん願います。入札方法は、指名競争入札で10者を指名し、最低価格による入札者を落札者としてございます。  なお、指名した業者のうち4者が辞退してございます。なお、平成26年11月14日付で落札業者の代表者の肩書の取締役の前に常務という肩書が加わってございます。  表紙にお戻り願います。納期は平成26年12月26日となってございます。  私からの説明は以上です。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(七戸淳君) 質問のある方はどうぞ。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) よろしいでしょうか。 ○委員(沖島えみ子君) 4者が辞退ということになっているのですが、この事態をどのように見たらいいのか。お考えをお聞きしたいのですが。 ○契約管財課長(野上宏君) 今回、辞退した4者に、辞退の理由を聞いてございます。希望機器構成に見合う機器が調達できない、取り扱いできない商品のためというのが2者の理由です。それから、他の2者からは、理由はないですけれども、辞退しますという辞退理由を聞いてございます。 ○委員(沖島えみ子君) 希望する機器を調達できないということの意味がよくわからないのですが。 ○契約管財課長(野上宏君) 今回の地域災害情報システムの契約につきましては、物品の指定をさせていただいてございます。これは、地域災害情報システムシステム構築の際の事業者がNECということ、それから本システムにつきましては、防災行政無線の回線を使用しまして、有線が途絶した場合でも、地域の情報がしっかり集まってくるというシステムになってございます。現在の無線の構築もNECということから、今回の災害情報システムの更新にあたりましても、NECが指定する構成の機器が必要になってございまして、こういった物品の指定をしたところ、今回、指名した事業者の中に、その商品の取り扱いがないということから、辞退したケースがあったものでございます。 ○委員(沖島えみ子君) 指定した業者の中で、辞退した2者は、NEC指定の機器を扱っていないということになるわけですか。 ○契約管財課長(野上宏君) 全ての機器について取り扱いがないということではないと思うのですが、今回は、サーバー、バックアップ装置、ファイヤーウォール、その他NEC製の機器を納品していただくということを求めてございます。例えばNECのパソコンだけだったら納入できたかもしれませんが、そのような付属の機器については扱っていないということは考えられることだと思ってございます。 ○委員(沖島えみ子君) では、10者を指名するときに、このようなものについて購入したいのですということはあらかじめ言わないのですか。 ○契約管財課長(野上宏君) 指名させていただく際には、区内の事業者の中で、取扱品目に電子計算機を含むものということで指名をし、その後、細かな情報をお伝えしております。そのため、指名を受け、その積算をしていただく過程で、製品を一つひとつ見ていったところ、扱えないという判断をされたものと考えてございます。 ○委員長(七戸淳君) ほかにいいですか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) それでは、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) 「議案第102号 物品の購入について(地域災害情報システム用ハードウェア及びソフトウェア)」は、原案どおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) 議案第102号は、満場一致をもって、原案どおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────── ○委員長(七戸淳君) 続きまして、審議事項(5)「議案第103号 物品の購入について(学校情報化に係るシステム用ハードウェア及びソフトウェア)」を議題といたします。理事者より提案理由の説明をお願いします。 ○契約管財課長(野上宏君) ただいま議題となりました議案第103号の物品の購入につきまして、提案の補足説明をさせていただきます。本案は、学校情報化に係るシステム用ハードウェア及びソフトウェアの購入に関しまして、ご承認をいただくものでございます。  まず、議案第103号の議案をごらん願います。購入の目的は、学校間の情報を共有するための情報機器の整備でございます。物品の種類及び数量は、サーバーが57台、ストレージが2台、スイッチが4台、ルーターが2台、ラックが40台、学校情報化に係るシステムソフトウェアが一式でございます。  購入予定価格は1億9,793万9,160円でございます。購入の相手方は、東京都港区白金三丁目12番12号、株式会社ニシダ代表取締役社長西田順彦氏でございます。  ここで、当常任委員会から資料要求のございました入札経過調書及び提案の補足資料を調製いたしましたので、当常任委員会資料No.11をごらん願います。1枚おめくりいただきまして、1ページの入札経過調書でございます。入札方法は指名競争入札で10者を指名いたしまして、最低価格による入札者を落札者としてございます。なお、指名した事業者のうち3者が辞退してございます。  表紙にお戻り願います。項番の3、共有する情報につきまして、資料の要求をいただいております。共有する情報は、校園長会、各主任会、各種研修会等に関する情報、合同行事、連合運動会、移動教室等に関する情報、各教育事業に関する情報、教材に関する情報、各種調査回答など、現在、学校間の情報共有は主にファクシミリ及び交換便といった手段によって行われてございます。情報機器の整備によりまして、各教職員の端末から学校間におけるファイル共有が可能となり、迅速な情報共有を行うことができるようになるものでございます。  納期は、平成27年2月6日でございます。  私からの説明は以上です。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(七戸淳君) それでは、質問のある方どうぞ。 ○委員(沖島えみ子君) 資料No.11の3番に共有する情報が幾つかありまして、米印のところに、各教職員の端末から学校間におけるファイル共有が可能となるとあるのですが、それぞれの学校において、それぞれの教員がこのような情報を見ることができるということになるのですか。 ○区政情報課長(河本良江君) それぞれの学校間の情報を共有することができるということで、教職員それぞれが見ることができるようになります。 ○委員(沖島えみ子君) 特定の人を決めてやるのではなくて、どの教職員も見ることができるということになるのですか。 ○区政情報課長(河本良江君) 沖島委員おっしゃるとおり、どの教職員も見られる状態になります。 ○委員(沖島えみ子君) セキュリティはどのようになるのですか。 ○区政情報課長(河本良江君) 細かい運用方法は伺っておりませんけれども、まず学校間の情報となりますと、例えば校園長会、各主任会の資料等は、限られた校長、園長のみが見れるセキュリティをかける。合同事業、運動会、移動教室の情報になりますと、関係する学校間で情報を共有する形になりますので、それぞれファイルごとにセキュリティはかかっていると考えていただければいいと思います。 ○委員(沖島えみ子君) セキュリティをそれぞれにかけるということですね。 ○区政情報課長(河本良江君) まず、ファイルを見る段階で端末ごとにユーザーID、セキュリティの認識のIDを振ってございます。個人でIDとパスワードを入力いたしまして、その端末と個人から見られるファイルが限定されます。共有するファイルにつきましては、その制限がかけられたもの、人しか閲覧することができない、あるいは情報を更新することができないセキュリティをかけておりますので、限られた人しか情報を見られない形になっております。 ○委員(沖島えみ子君) 各種調査回答等とあるのですが、具体的にはどのようなものになるのか。成績表等についてはここには載せないということでよろしいですか。 ○区政情報課長(河本良江君) 各種調査回答となりますと、各学校等に対しての調査のことになると思います。ここの中にお子さんの個人の成績が入ってくるかどうかは、こちらでは把握できておりませんけれども、ただ今後校務支援システムを構築する予定でございます。そちらの中で、出席簿や通知表の管理すると聞いております。 ○委員(沖島えみ子君) コウム支援システムですか。もう1回よろしいですか。 ○区政情報課長(河本良江君) 校務支援システムと伺っております。 ○委員(沖島えみ子君) コウム支援システムは前にもあったのかもしれないのですが、具体的にはどこに置かれるものなのですか。そこでどのようなものを決めていくのですか。 ○区政情報課長(河本良江君) 校務支援システムですけれども、児童・生徒の情報を用いた業務、例えば成績処理、児童・生徒名簿の作成の標準化、スケジュール、時間割の計画など、情報共有をしていくということで校務の効率化と教職員の負担軽減を図るシステムでございます。  また、その中で、他校や事務局との情報共有や教職員間での直接のメールをやりとりすることも可能となるシステムを導入する予定と伺っております。 ○委員(沖島えみ子君) コウム支援システムは、どのような人たちで構成されて、具体的にはどのような内容でやっていくのですか。 ○区政情報課長(河本良江君) 使うのは、学校の教職員の先生たちが使うことになります。データの保管ということでよろしいでしょうか。 ○委員(沖島えみ子君) コウム支援システムというのは、どのような人たちで構成されているのか、どのように成り立っているのか。 ○区政情報課長(河本良江君) 校務というのは、学校の校務という意味になります。公の公務ではなく、学校の校務になります。  その場合、そのシステムをどこで持つかというご質問でよろしいですね。システム自体は、データセンターにサーバーを設置しまして、そこで構築し、各学校でそのシステムを活用していくことになります。 ○委員(沖島えみ子君) データセンターはどこに置かれているのですか。 ○区政情報課長(河本良江君) 学校の外のデータセンターに委託しておりまして、そこの中にサーバーを設置して、運営していくということになります。 ○委員(沖島えみ子君) データをどこかに一括して管理するということですか。子どもたちの成績表などについても、データはそこにおさめられるということですか。 ○区政情報課長(河本良江君) 沖島委員おっしゃるとおり、1カ所で管理していくことになります。 ○委員(沖島えみ子君) すごい情報がその中には入っていると。それも一定のセキュリティはかけているというものの、非常に怖いという感じが私にはします。その取り扱いについては、ぜひしっかりとしていただきたいと要望いたします。 ○委員長(七戸淳君) そのほかありますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) それでは、簡易採決でよろしいですね。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) 「議案第103号 物品の購入について(学校情報化に係るシステム用ハードウェア及びソフトウェア)」は、原案どおり可決することでご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) ご異議なきものと認め、議案第103号は満場一致をもって原案どおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────── ○委員長(七戸淳君) 本日、審査できなかった請願11件、発案1件につきましては、本日継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(七戸淳君) 本日継続と決定いたしました。  それでは、本日の委員会を閉会いたします。                 午後 3時58分 閉会...